スキマ時間でソメイヨシノの木からククサを作ってみました。
「ククサ」とは北欧の森で生まれた木のカップ
もともとはサーミの人々が日常で使っていた、いわば“暮らしの道具”です。
一見すると素朴な木の器ですが、実際に手に取ると少し印象が変わります。
軽くて、温かみがあって、どこか不思議と手に馴染む。
それは素材が木だから、というだけではなく、使う人の時間を一緒に刻んでいく道具だからです。
ククサの特徴は、使うほどに変化していくこと。
コーヒーを入れれば色が深くなり、油分が染みて艶が出る。
傷さえも、その人だけの表情になっていきます。
だから新品が完成ではなく、むしろスタート。
使い続けることで「自分のククサ」になっていく感覚があります。
また、ひとつひとつ木目が違うのも魅力のひとつ。
同じ形でも、まったく同じものは存在しません。
それぞれの木が持っていた個性が、そのまま器として残っています。
アウトドアで使うのはもちろんですが、
家でのコーヒー時間にもよく合います。
少しだけ日常の質感が変わる、そんな道具です。
使い捨てではなく、長く付き合うもの。
ククサは、そんな「道具としての価値」を思い出させてくれる存在かもしれません。




